2006年8月20日日曜日

『ゲド戦記』観て兄弟喧嘩

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土曜日、『ゲド戦記』に行ってきた。

私と娘と息子の3人で。


息子は以前、映画館で予告編を観てからというもの、そのコピーをすりこまれてしまった(ジブリの宣伝効果大なり)。
(息子)宮崎吾朗第一回監督作品..」

などと、独り言をつぶやく始末。

もともとCM等の一発ネタ動画には影響を受けやすく、最近はYouTubeなどにもはまっている。もちろん、娘もいわずと知れたYouTubeファンである。

うーむ、この話についてはいずれまた..


さて、このアニメ、賛否両論あるらしい(否の方が圧倒的に多いか)が、私の感想は宮崎監督(父)と同じく、「素直に描けている」といったところ。

昔、人間と竜はひとつだった」という世界観は好きだ。ラストも感動的である。

ただし、原作『ゲド戦記』や原案『シュナの旅』を読んでいないので、どこが宮崎吾朗監督のオリジナルなのかも知らないのではあるが。

ま、欠点をあげつらえば、いろいろ出てきそう。


ストーリーのつながりが分かりづらい。

やたら壮大な音楽が流れ過ぎて、かえって山場で盛り上がらない。

テーマさえイマイチ見えてこない(「見えぬものこそ」なのか)

等々。。


才能のあるなしまでは私には分からないが、シロウトがいきなり監督に祭り上げられたようで、ちょっと気の毒でもある。勉強・修行が足りないのは事実だし。

一部の人たちが言っているように、もうこれで監督はおしまいっていうのも、どうかと思う。

勉強し直して、一から出直すくらいの覚悟でなければ!!


ところで、帰りの車内では、息子と娘の喧嘩が勃発。
(娘)「おもしろいことはおもしろかったけど、ジブリとしてはどうよ。シーンが断片的で、話のつながりが分かんないし。行動の意味も明確じゃない。これだったら、この前観た『ドラえもん』の方がよっぽど、ストーリーテーマもしっかりしてた」
(息子)「なんでそんなこと言うのさ。『ドラえもん』と関係ないじゃん。」
(娘)「別に、あんたの大好きな『ドラえもん』の悪口言ってるんじゃないんだから、いいでしょ」
(息子)「どっちも、おもしろいよ。最後の方は怖かったけど」


あー、もう、喧嘩すんな。


結局のところ、娘の感想は「ビミョー」らしい。
(娘)「でも、岡田君の声(アレン役)はかっこよかったー」

そこかよっ(私もそう思うけど)。

しかも、CDとか詩画集とか、欲しがってるし。

なんだかんだ言っても、ジブリってすごい!

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ゲド戦記 アーシュラ・K・ル=グウィン
シュナの旅 宮崎 駿
ゲド戦記 詩画集 宮崎 吾朗

スタジオジブリ・プロデュース 「ゲド戦記歌集」
テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌) [Maxi] 手嶌葵

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3 件のコメント:

  1. ゲド戦記,賛否両論というか,ほとんどが批判みたいですね。
    私は,まだ見てないです。

    あたしの中でのジブリは,トトロと魔女の宅急便あたりで止まってます。
    一番すきなのは,ラピュタだったりします。

    何か,純粋にファンタジーを楽しめる作品が見たいです。
    最近,メッセージ性つけすぎてて,重い・・・。


    ところで,我が家のクリエちゃんが充電に難ありなのです。
    接点が不良かと・・・

    ザウルスでも買いなおしたほうがいいかしら・・・(汗

    それともes??

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  2. 一番好きなのは「トトロ」かな。
    「ナウシカ」も好きです。

    メッセージ性があってもいいのですが、
    セリフで言われてもねぇ。
    音楽と映像はやたら美しいですが。

    クリエちゃん、充電ダメですか。
    うーん、esでもいっちゃいます?

    実は、我が家では至るところの接触が不良に
    なってきて、困っています。
    Zaurus MI-E1、テレビ、FMトランスミッター。
    なんで~っ。

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  3. 機械って、接触悪くなりますよねぇ・・・
    接触とは違うのですが、我が家のコンポが音とびを起こしました。

    涼しくなってから再生させると、何事も無く再生しやがりました。
    夏ばてでしょうか(笑

    やはり、esですか。
    そうですか、esですか・・・

    esですか・・・・(瞑想中)

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