交通事故から1ヶ月以上経ち、新しい車(ダイハツESSE)にも大分慣れてきました。
正直言って、今でも運転するのは怖いです。でも、楽しさも感じることができるようになりました。
ここで、交通事故の内容を整理するために、そして、自分の中での事故にけじめをつけるために、事故発生の状況をまとめ、反省したいと思います。
事故の発生状況時刻は日没後の18:30過ぎ。
現場は、片側3車線と片側2車線の道路のT字交差点。
私は右折信号待ちの3台目(
9印)で停車中。車の色は黒。
信号が[↑]に切り替わった。
対向車が来ていなかったためか、私の前の2台が信号を無視して、右折する。
私は前方に移動していったん停止し、対向車が来ていないのを確認した。
[→]に切り替わるタイミングを見計らい(信号は見ていない)、右折を開始する。
×地点で、対向車(
6印)と衝突。私が対向車に気づいたのは、ほとんどぶつかった瞬間だった。
後に、対向車(黒)は、スモールライトのみ点灯し、
右折左折専用レーンを直進してきたことを知る。
ボンネットから煙が上がったため、慌ててエンジンを切った。ライトを消し、ハザードランプを点灯する。
相手の方が心配になり、車を降りて対向車の窓をノックして「大丈夫ですか?」と声をかけた。相手の方が「信号、黄でしたよね?」と聞いてきたので、「分からないです」と答えた。
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原因と結果発進したとき、私はきちんと信号を確認していない。
信号が[↑]から[→]に変わるのは4秒くらい後なので、そろそろ変わるだろうというタイミングで発車してしまった。相手の方の証言では、そちらの信号は黄色だったということなので、コンマ何秒かタイミングが早かったようだ。
私は対向車を目では見ていたのかもしれないが、その車線が
右折左折専用であると知っていたため、認識しなかったのだと思う。もし、対向車のライトが点いていれば、直進しそうだと気がついたかもしれない。
私の側の事故原因は、信号をきちんと確認せずに見切り発車したことと、対向車線にいるすべての車に注意しなかったことだ。
また、相手の側の事故原因は、ライト未点灯と、
右折左折レーンを直進したこと。右折車に気をつけなかったことである。
結果として、責任割合は50%ずつとなった。
車は両車共、全損。
双方共に首を痛めたが、幸い軽症で済んだので、人身事故扱いにはしていない。
多くの人は「自分だけは大丈夫」という、まるで根拠のない確信を持っています。事故を起こす前の私もそうでした。運転には自信があるし、安全には気をつけているから、事故を起こすはずがない。そう思っていました。
でも、それは間違いでした。
どちらか一方の不注意だけなら、事故には至らないこともあります。
しかし、現実には、ちょっとした偶然が重なって大事故が発生することがあるのです。
(飲酒運転は言語道断です! 運転マナー以前の問題ですから)
これから自分はどうしたらいいのか、と悩みました。
車は移動手段として必要なので、運転しないわけにはいきません。実際、事故直後から、代車を借りて運転せざるを得なくなりました。「怖い」という思いを胸の奥に留めたまま、運転を続けました。
しかし、このまま、いつまでも、事故のことを引きずっていてよいのでしょうか。今までは広く感じていた道路も、何だかとても狭く思えます。車線変更をするのは、必要なときだけです。
当たり前のことなんですが、信号は必ず確認するようになりました。でも、右折信号のない所で、右折するタイミングがよく分かりません。
このブログにおいて、事故のまとめを書くことで、自分自身の心を整理したいのです。事故とは決別して、もっと前向きに運転を楽しみたいと思ったのです。
..とここまで書いて、それは無理だと悟りました。
忘れようがないです、あの思いは。
どうしても忘れられないなら、それをバネに変えられたらいいのですが..
そう、少しは良いこともあります。
安全運転、何よりも、安全運転を最優先するようになりました。
私には、守るべきものがあります。それは自分の命であり、家族の安全です。
そのことを再確認できました。
皆様も、どうかくれぐれも、事故にはお気をつけください。
命あっての物種ですから。