梅雨の晴れ間の7月15日、
ビックカメラ有楽町店「W-ZERO3 [es] 体験コーナー」に行ってきた。17日までの期間限定「
タッチ&トライ・予約イベント」である。
14日の予約開始時には、
約170人の長蛇の列ができたらしいが、15日の11時頃は、土曜だというのにそれほど混んでおらず、すぐに実機に触ることができた。

とりあえず、ファースト・インプレッションということで、初代W-ZERO3との違いに焦点を当ててみよう。
【外観】・重 さ:220g → 175g・サイズ:幅70×高さ130×厚さ26mm → 幅56×高さ135×厚さ21mm
おお、かなりスタイリッシュ。W-ZERO3は「PDAでござい」ってな感じがあったが、これならフツーの人でも抵抗なく持ち歩けそう(いや、私はPDA好きなんで、初代W-ZERO3でOKですがね)。
テンキー付で、ちょい大きめの
ストレートタイプのケータイとなっている。
持った感じは..
軽い!
小さい!
これなら電話として使えるかも、というのが第一印象。
【キーボードと入力変換】・ATOKの予測変換機能
もちろん、シャコーンと本体をスライドさせれば、フルキーボードも出てくる。ま、これがなくっちゃ、W-ZERO3とは言えないかもしれない。このキーボードは縦が2mmほど短くなったのだが、キークリック感がよいので、以前より打ちやすくなった気がした。
入力変換に
ATOKが採用されたのも大きい。予測変換は、高速入力が得意な人にはかえって邪魔かもしれないが、かなり便利な機能である。もちろん、テンキー入力でも推測変換してくれるから、ちょっとしたメールなら、これで十分かも。
【ディスプレイ】・画面サイズ:3.7インチ → 2.8インチディスプレイ画面が小さくなったのは、電話としての使い勝手やスマートなデザインとのトレードオフ。どちらが好みかは、人それぞれだと思う。視認性ということでは、W-ZERO3より劣っているようには感じなかった。一般的なケータイより美しいのは確かだ。
【スタイラスペン】さて、スタイラスは?
勉強不足の私は、スタイラスの取り出し方を知らなかった。いろいろ試行錯誤した末、左サイドに
スタイラスペン・イジェクトボタン(と言っても、スライドさせるだけの仕組み)を発見した。その後、隣の方も「スタイラスはどうやって取るんだ?」と一緒にいらした方に聞いても分からないご様子だったので、教えて差し上げた。これはギミックというより、取り出しにくさをカバーした苦肉の策かもしれない。
【USB機能】・USB1.1 → USB2.0、USBホスト機能USBホスト機能搭載はすごい。同じくシャープ製の
Linux Zaurusでも、公式にはサポートしていなかった機能である。
例えば、以下のような機器を接続できるようになるらしい(ただし、USBホストケーブルは別売)。特に、Bluetoothアダプタとワンセグチューナーには、多くの期待が集まりそうだ。
・モバイルプリンター
・プレゼンテーション・アダプタ-プロジェクタへ出力
・キーボード
・ワンセグチューナー(製品筐体イメージ)
・Bluetoothアダプタ・デジタルカメラ・フラッシュメモリ【その他の改良点】・リセットボタンの位置:裏ブタを外したところ → キーボードの左脇・W-SIMカードスロット:本体上部・連続待受時間:200時間 → 500時間・連続通話時間:5時間 → 7時間【無線LAN】・
搭載 → オプションこれはイタい。インターネット接続手段として無線LANはぜひ、標準搭載してほしいところ。これも、トレードオフの結果だろう。
ちょうど今日(18日)、
miniSD型の無線LANアダプタが発表となった。miniSDスロットが塞がれてしまうのは辛いかもしれない。そのうちUSBタイプのものも出ると予想される。
【カメラとバーコードリーダ】・起動ボタン/シャッター:搭載 → 非搭載・有効画素数:133万画素 → 131万画素・接写(マクロ)モードあり・バーコードリーダ搭載本体にシャッターボタンが見当たらないので、ビックカメラの店員さんに聞いてみた。どうやら、いちいちアプリケーションから「画像とビデオ」を起動しなければならないらしい。他のボタンにカメラを割り当てれば済むことだが、使いづらい。
カメラ機能としては、W-ZERO3とほぼ同じ画素数であっても、接写モードがあり、画質はやや鮮明になった気がする。
また、QRコードを読み込める「バーコードリーダ」ソフトがある。しかし、「画像とビデオ」を接写モードで起動しておいてから、別に「バーコードリーダ」を起動しなければならず、かなり面倒だと感じた。
【電話】今回、電話機能については、あまり試してみることができなかった。
連絡先の一覧から相手先選び、[通話]キーで電話がかけられるようになったらしい。当たり前の機能なのではあるが。
縦長になって、通話しやすくなったのは確かだ。
【内蔵プログラム】こんな感じ。
Opera Mobileがデフォルトのブラウザになっている。
Internet Explorer Mobileも搭載している。
また、
W-ZERO3メールは、以前のメールより使い勝手が向上しているようだ。

【実行中のプログラムの終了】・スタートメニュー[設定]-[システム]タブ-[メモリ]-[実行中のプログラム]で終了 ↓・Today画面の右下アイコン、または、Today画面アイテム(一覧)の[実行中のプログラム]で終了これは、かなり便利になった。Windows Mobileでは、ウィンドウを閉じてもプログラムは終了していない。プログラムを起動し過ぎると、次第にメモリを圧迫するので、終了操作はかなり頻繁に行わなければならない作業だからだ。
さて、買うか、買わざるべきか。
「こういうのを待っていた!」という方は今すぐにでも
予約にチャレンジすべきだが、そうでなければ、
レビューサイトなどを研究して、じっくり比較検討してみるのもいいかもしれない。
電話としての機能を重視し、さらにPDAとしての用途を望むなら、[es]は良い選択肢と言える。主にWEBブラウズや動画再生をしたいなら、画面が大きく、無線LAN標準搭載のW-ZERO3をオススメする。
明日
19日~21日、東京ビックサイトで「
ワイヤレスジャパン2006」が開催される。W-ZERO3[es](ブース番号:B-201株式会社ウィルコム)や無線LANアダプタ(ブース番号C-229:アイ・ビー・エス・ジャパン)が展示されるらしい。時間のある方は足を延ばしてみてはいかがだろう(WEBサイトからの事前登録で入場料 3,000円がタダになるので、お忘れなく)。
ちなみに、私は初代W-ZERO3を所有しているが、今回、予約はしていない。私の住む地域はPHSの受信状態があまり良いとは言えず、電話としての必要性がないもので。それに、画面がでかい方が好みだし..
ああっ、でも、
ワンセグとか
Bluetooth、いいなぁ。
はぐはぐリナザウ+W-ZERO3ウィキW-ZERO3レビュー記事