アニメ『地獄少女 二籠(ふたこもり)』、アニマックスで観ています。
怖いです。
地獄少女というよりは、登場する人間が恐ろしい。
人が人をいじめます、虐待します。このあたりの描写が容赦ない。
ただし、勧善懲悪ものの第1作目とは異なり、2作目の『二籠』では「悪」とは決めつけられない人物でも恨みをかうことがあります。複雑な人間ドラマは、アニメの枠を超えています。
コミックとは絵が違うので、アニメを観てから漫画を読もうかなという方はご注意ください。
漫画(「なかよし」連載)の女の子は眼が大きくて、かわゆくて、いかにも少女漫画チック。
アニメ版は大人っぽくて、クールな感じ。こちらの方がテーマに合っているような..
ちなみに、小説も出ています。
笑えるのは、地獄少女のWebサイト「地獄通信」にアクセスして相手を呪う、というシステム。地獄にもIT革命の波がやってきてるんでしょう。
フォームに相手の名前を入力して送信すると、地獄少女が藁人形を持ってきます。その人形に結んである赤い紐をほどくと、地獄少女と正式に契約を交わしたことになります。
自分の手を汚さず、お金もかからず、相手を地獄送りにできるわけです。
ただし、呪った本人も死後の地獄行きが確定します。
『必殺シリーズ』がお金でかたをつけていたのに対し、こちらは自分の身が代償となるのです。
相手を呪う気持ちは理解できます。はたで見ていても、かなりむかつきますから。
でも、自分が地獄行きになっちゃ、おしまいでしょ。
地獄には終わりがないんですから。
生まれ変わってこその人生。修業の場はこの現世であるべきなのでは。
「人を呪わば穴二つ」
次回は「地獄」つながりってことで、劇場版『スカイハイ』について書く予定。>こちら
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