先程、放映されたドラマ『ちびまる子ちゃん』、よかった~。
テレビアニメ放送15周年を記念したスペシャル番組だ。

「まるちゃんのゆかいな話」
「なかよしの集い」
「たまちゃん、大好き」← 特にこれが好き
の3話構成。
漫画やアニメのまるちゃんは淡々とした雰囲気が魅力。どこか遠い記憶を呼び覚ますような感覚を味わえる。
小学生の頃、すごく嫌な思いをしたり、傷ついてしまったことって誰にでもあると思う。
そんな出来事ですら、そっとオブラートに包んで見せてくれるような。。
生々しさがなくって、そこにあるのはただ懐かしさだけ。
ドラマにするとどうなんだろう、そこんとこ。
気になっていたが、なかなかいい感じに仕上がっていた。
たぶん、キャストがそれぞれのキャラにピタッとはまっていたからかな。
ちょっと、わざとらしいキャラ作りも、アニメあってのもの。
特に、
モト冬樹の友蔵(毛がなかった!)と
高橋克実のヒロシ(毛があった!)が
いい味を出していた。

森迫永依演じるところの、より人間的なまるちゃんはふくれっつらも愛らしく、ときに感情をむき出しにして怒ったり、泣いたり、笑ったり。
たまちゃん役の美山加恋さえ、色褪せるような、素朴だけど純粋な魅力がある。
私は素直にドラマに引き込まれ、見終わった後は、まるで爽やかな風が吹いたかのよう。
さくらももこワールド、全開!
Amazon.jp
ちびまる子ちゃん さくらももこ著
