昨日予告したように、『デジャヴ』のレビューをお届けします(昨日は『デジャブ』と書きましたが、正式な日本語タイトルは『デジャヴ』だそうで、スミマセン)。
まずは、デンゼル・ワシントン。
天才的な勘と閃きに加え、鋭い分析力と判断力を持つ、一流捜査官を演じています。これはサイコーですね。その凄腕と相反して、深い悲しみと苦悩をたたえた表情に、魅了されました。
『マイ・ボディガード』が直球勝負なら、こちらはカーブかシンカーといったところ。派手なアクションに加え、ミステリアスな展開が見所になっています。
すでに、死んでしまった女性に次第に惹かれていく主人公。この女性を演じるのが、新進女優のポーラ・パットン。
死体の彼女も十分美しいですが、生前の彼女は、それにも増して魅力的です。惚れます。
鑑賞後、いつものようにパンフレットを購入したのですが、ポーラが登場するシーンがあまり載ってなくて、正直がっかり。美人さん、大好きなんです(自分にないものを求めてる?)。
タイトルから感じる印象とテレビCMを観て、娘が「ああ、これ『トゥルー・コーリング』と同じじゃね」と言ってましたが、実際、相通ずる所はありました(結局、娘と息子は『ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!』を観たんですがね)。
しかし、霊的なものがすべてを支配している『トゥルー・コーリング』とは違い、こちらには最新科学機器が登場します。『踊る大捜査線 レインボーブリッジを封鎖せよ!』に出てくるような監視(サーベイランス)システムです。
これが物語のキモとなっています。
ストーリーに矛盾を感じる方もいらっしゃると思いますが、そこは割り切ってしまいましょう。私は、むしろそれがウリかと。本来、そういう矛盾を秘めたストーリーなんですから。
ズッポリ映像にはまってしまえばいい。そんな上質なひとときを与えてくれる映画です。
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