2009年11月30日月曜日

ソニーの『〈おまかせ・まる録〉スクリーンセーバー』を「アカギ 麻雀」で作ってみた

OmakaseMaruroku4ソニーの『〈おまかせ・まる録〉スクリーンセーバー』が、バージョン2になりました。


気になるワードを入れるだけで、番組を自動で探してどんどん録画


という〈おまかせ・まる録〉のウリを体験できるよう工夫した、スクリーンセーバーです。


なんと、キーワードを入力するだけで、それに関連した画像や文章、動画をインターネット上から検索して、自動でスクリーンセーバーを組み立ててくれるのです。

起動時に毎回検索を行うので、日にちが経つにつれ、収集される画像も変わってゆきます。これが楽しみ~。


いろいろなキーワードを入れて作成してみましたが、ときに全く関係ない画像が入るのはご愛敬。子供のためにと思ってやってみたら、エロい画像が紛れてしまった、なんてこともあるのでご注意を。



私は「アカギ 麻雀」のキーワードが気に入りました。

以下が、そのスクリーンショットです。

OmakaseMaruroku1OmakaseMaruroku2


OmakaseMaruroku3OmakaseMaruroku5


Ver.2の新機能:その1



前日と比較し、Yahoo!で検索回数が急増したキーワードをランキング形式で紹介する<急上昇ワードランキング>を閲覧することができ、その中からワードを選択できます。

Ver.2の新機能:その2



11月24日から期間限定で、矢沢永吉スペシャルバージョンがスタートしました。キーワード+" "+"SP"(この場合は"矢沢"、半角スペース、半角"SP")と入力することで、通常モードでは見ることができない画像・演出が表示されます。

このスペシャルバージョンは、順次展開する予定だそう。どんな方が登場するのかな、ワクワクw


Windowsの使用方法



デフォルトは前回入力したキーワードですが、起動時に新しいキーワードを登録し直すこともできます。

動作中にキーワードを変更したいときは、画面下のフッター領域にある「新しいキーワードを設定する」ボタンを押して、キーワードを入力します。

スクリーンセーバーを終了したいときは、フッター以外の領域をクリックします。

Macの使用方法



キーワードを変更したい場合は、omakase_keyword.appを起動します。


残念なことに、Mac OS Xは 10.5までしか対応していません。Snow Leopard搭載の我が愛機では動かなかったので、しかたなくVMware Fusion上のWindows XPで動かしてます。Windows VistaはOK、Windows 7は保証対象外なものの、インストールは可能なようです。



これって、まさに「ネ申アプリ」だわ。



〈おまかせ・まる録〉スクリーンセーバー

2009年11月14日土曜日

長引く捻挫の痛み、注射一発でほぼ完治。スゲ~!

8月に捻挫した足がまだ痛むので、夫の通院の付き添いついでに総合病院の外科に行ってきました。

いえ、何もしなくても痛いというわけではなく、うっかりひねったときとか寝ているときに痛む程度で、足首を動かさないように気をつければ超高速で歩くことも可能な程度です(ハタから見るとコワイと思う)。

でも、足首の後ろ側はまだ膨らんでいて違和感があるんですよね。


最初に診察してもらった近所の医院(内科・外科)でも1ヶ月後と2ヶ月後に診てもらったのですが、結局「専門ではないので、接骨医に行ってください」という残念な結果に。

「え? 今さら。せめて1ヶ月後に言ってくれればいいのに」と軽くショックを受けました。

とは言え、すでに2ヶ月以上経過し、骨が折れてたとしても既にくっついてるはず、今さら他の医者に行くのも何だかなぁとためらっていたのです。しかも、元々重度の捻挫でもないので、初めから固定しなくても歩けたし。


一昨日、会社の同僚にそのことを話したら「それ、3ヶ月経ったとしても、すぐ行った方がいいよ」と諭されました。

何でも、知り合いの50代の女性が歩けなくなったのだそうです。10年前に膝を打ち、そのときは日舞を踊れるくらいまで回復したのですが、しゃがむことができなくなりました。人間の適応力ってハンバないので次第にその状態にも慣れ、ほぼ普通に日常生活を送っていたのです。

それが、最近になって膝に水が溜まり、しまいには歩行さえ困難になってしまったのだとか。思えば、10年前の怪我がきっかけだったと気づいたそうです。


怖い話じゃありませんか。後になって悪影響が現れるなんて…。

そこで、勇気をふり絞って(というほどでもないですが)再受診したのでした。


いや~、診てもらって正解でした。

かかとの骨と足首の骨の間が炎症を起こし、痛みが続く状態になっていたのです。お医者さん曰く「捻挫の9割は何もしなくても治るが、7~8ヶ月経ってから痛みが抜けなくて再受診する人もいる」のだそうです。近所の医師の判断はあながち間違いではなかったんですね。


しかし、安心めされ。ステロイド薬の注射一発で、たいていの人は完治します。1回で治らない場合も、1ヶ月以上の間をおいて何回か注射を打つと効果が現れることもあるとか。バレリーナやサッカー選手などは、手術することもあるそうですがね。


で、即受けてきました、注射。

打ったとき、チクッとして一次的に熱く感じます。

直後、すぐに足首をグリグリと動かすように言われます。このときは、ちょっと痛い。薬を行き渡らせるためでしょうか?

ベッドから降り「痛くなったときのように動かして、まだ痛みがあるかどうか確かめてください」と言われ、おそるおそる足首を曲げたりひねったりしました。


なんと、後ろ側の痛みは引き、むしろ足首の前側が痛いのでした。もちろん、腫れまでは治ってませんけどね。

「もし前部の痛みが続くようなら、1ヶ月後にまた注射しましょう。それまでは前側にハップ剤を貼ってください」ということに。


スゲ~、ステロイドの注射!

まじスゲ~!!




まさに「目からウロコ」なのでした。
『JIN -仁-』でも読んで、もっと勉強しよう(って、漫画かいっ!)。ステロイドは作れんけど、ペニシリンは作れるぞ(フツー、無理だろ! って関係ないし)。


いや真面目な話、捻挫や打撲の痛みが長引いているのに我慢しておられる方、ぜひ、専門医にかかってみてください。

2009年11月8日日曜日

『JIN -仁-』その魅力とは

033e5180.jpgドラマ『JIN-仁-』が面白くて、漫画単行本も購入しました。しばらくはAmazonにもbk1にも無かったのですが、緊急重版したもよう。書店でも平積みか専用コーナーができてますし、まさにブーム到来と言えるでしょう。


脳外科医・南方仁(みなかたじん)が江戸時代にタイムスリップして最先端医療を施すだけでも十分面白いのに、否応なしに歴史の渦に飲み込まれ、さらに自ら歴史に介入していくさまが圧巻です。その根底にあるのは、多くの人を救いたいという医療に対する真摯な姿。心打たれます。


一言で面白さを言い尽くすことができない、そんな漫画ですが、あえてその魅力を箇条書きにしてみたいと思います。

  • 当時の技術で出来うる限りの最先端医療を実現していること。手術や治療の詳細な描写、薬や医療器具の創意工夫など、読者の知的欲求を満たしてくれる要素満載。

  • タイムスリップによる歴史改変もの。日本の歴史がどう塗り変わっていくのか、歴史に疎い私でも思わず引き込まれてしまうストーリー展開。

  • 坂本龍馬、勝海舟といった歴史上の重要人物の魅力的な描写。様々な人間が織りなす歴史大河ロマン。

  • 現代人の視点で捉えた江戸時代の人々の生活。歴史では習わないような活き活きとした暮らしっぷり。

  • 江戸庶民に留まらず、世界中の人々を救いたいという主人公の熱き思いと、その並々ならぬ行動力。

  • 主人公の私利私欲の無い、純朴で実直な人柄。

  • 故郷と呼べる現代から遠く隔絶された時代に放り出された、主人公の孤独と葛藤。

  • 主人公とその周りの人達(歴史上の重要人物、医者、遊女、火消し、役者など)との人情味あふれる交流。

  • 主人公の恋のゆくえ。

  • 行く手を阻む様々な障害や敵対する人々による度重なる妨害、不屈の精神による障害の克服と危機回避。

  • 町医者がこの世のものとは思えない医療を実現し、ひいては世界中の医者さえも震撼させるという痛快さ。

  • 何故タイムスリップしたのか、そのきっかけとなった事件の謎解き。



導入部の謎が頭のどこかに引っ掛かっていたせいか、昨夜の夢の中で勝手に謎解きをしていました。いや、想像に過ぎないですけどね。


現在『スーパージャンプ』にて連載中。ドラマと漫画では微妙にストーリーが異なりますから、どちらも楽しめること請け合いです。ぜひ、ご一読ください。


ノベライズされたようだし、『小説JIN―仁』も読んでみようかなぁ。


11/10 追記:

もちろん、村上もとか先生の絵が素晴らしいことは言わずもがなです。

女性は内面から美しく子供は無邪気、男性は爽やかな好青年か、でなければとことんオッサンっぽい。そんなところが好きですね。