『レッドクリフ Part I」をテレビで観たのに続き、『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』を、劇場で観てきました。
おお! これぞ娯楽大作。
戦闘シーンはハンパ無く、血みどろの戦いを描き切っていました。
張飛が不死身なところは前作と同じ。てゆーか、痛み感じないのか、あの大男。
盾の扱い方がおもしろいです。これは映画『300[スリーハンドレッド]』に見る、盾を利用した戦闘方法と共通する部分があって、とても興味深い。兵法とか戦略とか、古今東西の武器の変遷や使用方法を調べたくなってきました。
気になるラストは…。
(娘)「笑える。あれはないわ」
これは脚本次第なところで。
この作品が目指しているのは「万人向けのエンターテイメント」なんだってことが、このラストシーンで分かりますな。
それにしても、リン・チーリン演じる小喬は美しい。
曹操が横恋慕したっていう設定も、素直にうなづけます。
女の私ですら、ホレる(そこのあなた。もし迫られたら断る自信ないっしょ)。
周瑜と孔明の厚き友情もメインテーマの一つ。
トニー・レオンも金城 武も爽やかさがウリですし、絶妙の配役と言えます。
『三国志演義』では二人は仲が悪かったとされていますが、あえての定説返しですね、これは。
(娘)「魏軍(曹操軍)が小粒過ぎたなぁ。あれじゃ、魏軍がかわいそう」
とは、曹操好きの娘の感想。
強い敵を打ち破るからこそ、英雄伝説なわけで。確かに、曹操を初めとした武将ら、ちょっとボケかまし過ぎかも。
ま、娘はともかく、私は結構好きですけどね。あの人間くさい(小粒の)曹操が。
息子はゲームの影響もあり、三国志に興味が出てきたところだったので、今回の映画はちょうどよい勉強になりました。分からないことは娘に質問してましたし(もちろん、終了後)。
あ、言い忘れましたけど、日本語吹き替えで観たので、例の「だいじょーび、だいじょーび」っていうかけ声、また一回だけ出てきましたよ。思わず皆で顔を見合わせ、吹きそうになってしまいました。
(何のことやら分からない方は以下の「Part I レビュー」をどうぞ)。
『レッドクリフ Part I』で「だいじょーび」って何?
■レッドクリフ 公式サイト
(注:音が出ます)
三国志は吉川英治の三国志演義を昔よみました。
返信削除CG作品は時代物が以外にあうのかもしれません。ただCGになるとハムナプトラも三国志も五右衛門も一緒の雰囲気になってしまうのが残念。
崖の上のポニョがヒットしたのは手作業多様の賜物なのでしょう。
私も吉川英治の読みましたよ。
返信削除確かに、CG作品はどれも似たような手法になってますね。
ディズニーが何年ぶりかに2Dアニメ映画を作ったようですが、手描きならではの良さが見直されてきているのかも。
ジブリの功績は大きいです。