2008年11月20日木曜日

iPhoneのメールが変になった!

Mail_bug.png今日iPhoneで一旦メールを読み込み、しばらく放っておいてから[ロック解除]でメールにアクセスしたら、表示が変なのに気づきました。


どこがおかしいか、分かりますか?


そう、「携帯グッズ専門店のストラップヤ!」から、なんと「マイコミジャーナル」が届いています。

一体いつから「マイコミジャーナル」を発行するようになったのでしょうか!!


冗談はともかく、再読み込みしても結果は同じでした。

多分、一度に読み込むメールが多過ぎるのでしょう。相当混乱してます。


ありがたいことに、現在は元に戻っていますが…。

これって、ラブレターとかだったら困るよね。


2008/11/21 追記:


続きをCNETブログに書いてみました。ほとんどネタですけど。

2008年11月10日月曜日

ノーベル物理学賞の小林誠先生による講演「対称性の破れとは」

c42ea5df.jpg11月9日、ノーベル物理学賞を受賞した小林誠名誉教授の講演が、高エネルギー加速器研究機構のある地元つくばで開催されました。対象はつくば市の小中学生です(事前申込みが必要)。


当日券70枚分だけ保護者も入場でき、また、入れなかった方もホールに設置されたモニターで講演の様子を見ることができました。残念ながら私はマンションの理事会があったため、途中からしか聞くことができませんでした(代わりに娘が、小5の息子をタクシーで会場まで送ってくれました)。


引く手あまたにもかかわらず、真っ先につくば市で講演会を開いてくださったのは嬉しい限りです。肝心の理論はかなり高度で、かみ砕いて説明してくださったのですが、小学生にはちと難し過ぎたようです。息子は「(研究が)大変なのは分かった」との感想でした。


最後に質疑応答の時間があって、小中学生たちからの様々な質問に答えてらっしゃいました。

以下、アバウトですがその内容です。

  1. クォークは一番小さい物質なのか?

    今分かってる中では一番小さいが、それ以上は分からない。

  2. 中学生のときに好きだった教科は?

    中学のときどうだったかはよく覚えていないが、高校ではテニスばかりしていた。勉強はあまり好きではなかった。

  3. 勉強しているときに葛藤はなかったか?

    パラドックスみたいなものがあり、それをずっと考え続けている。いつも考えを心の隅に持っていて、時間があったら考えるようにしている。これは考え方のトレーニングにもなる。分からないからといって諦めるのではなく、考え続けるのがよろしいのではないか。

  4. 研究に行き詰まったとき、どのように解決しているか?

    うまくいく方が珍しい。たいていは困難にぶつかっている。いつもどこかにたくさんの問題意識を持っている。持ち続けていると何かのきっかけで解決する場合がある。それが私のスタイルで、どこかでぶつかったからといって、悩んでしまうことはない。

  5. どうして物理学に興味を持ったのか、それはいつからか?

    いつからかは分からない。原理的なことや物理に関心があった。本を読んだりするうちに、勉強したいと思った。

  6. 子供の頃、どういう職業につきたいと思ったか?

    学生の頃は研究者になりたいと思ったが、その前は覚えていない。あまり先のことを考えなかったような気がする。

  7. 何故クォークが6つあると思ったか?

    粒子と反粒子の違いを理論的に説明したいと思った。クォークの数が少ないと違いがうまく説明できない。それ以外にもいろいろ考えたが、あまり少ないとうまくいかないので、だんだん増やしていった。6個か自然だと考えた。

  8. スーパーカミオカンデはT2K実験を考えて造られたのか?

    スーパーでない方のカミオカンデは宇宙から降ってくる粒子を計る目的で造られた。スーパーカミオカンデもT2K実験のためだけに造られたのではない。



素朴な疑問や、鋭い質問が次々と飛び出してきます。それに対し、考えながら真剣に答える小林先生の姿が印象的でした。


私は、次の言葉が心に残りました。

分からないからといって諦めるのではなく、考え続けるのがよろしい


子供達にとって、この講演が「特別な体験」になるといいですよね。

そして、私自身にとっても。


47NEWS 2008/11/09
ノーベル賞の小林さんが講演 「考え続けるのが楽しい」

2008年11月3日月曜日

「The iPhone Developer's Cookbook」がやっと来た!

f589f7e7.jpgイヨッ、待ってましたー!

9月17日が発送予定日となっていた「The iPhone Developer's Cookbook」が、先程届きました。


日本語のiPhone SDKの解説書はまだまだ出そうにないんで、9月にAmazonで注文していたのでした。

しかし、かのアメリカでも、Appleの厳しいNDA(機密保持契約)に引っかかって出版することができずにいたのです。


10月になって、Appleがリリース済みのiPhoneソフトウェアに対する秘密保持契約を失効させるという嬉しい知らせが舞い込んできました。新しいライセンスプログラムはいまだ発表されてませんが、開発者側の動きは早かったです。この本の著者であり、熱心なiPhoneエバンジェリストのErica Sadun女史もその一人。

この辺りの顛末については、林信夫氏のコラムに詳しいです。

■ PC Online Long and Winding Mac 2008/10/21

来たー! iPhone開発を具体的に解説した最初の本


これでもまだ、自由にできることは限られています。開発中のアプリについては一切語れないんですよね。

例えば「こういうことがやりたいのだけど、どうやってやればいいのかな」などという質問は、開発者コミュニティ上でもできないってことでしょうか。不便やなあ。

Apple~、もっと自由に開発やらせてくれよー。



さて、「たのしいCocoaプログラミング[Leopard対応版]」は読破したし、SDKもダウンロード済なので、後はやる気だけ。でも、このやる気を持続するのが結構大変だったりします。主婦って、雑用多いですから(ま、やらなくて済むことは極力やらないようにしてますけど……それでいいのか)。


で、何を作るのかって?

ダメダメー、リリース前のアプリの仕様公開はNDAに抵触してしまいますよぉ(とか言って、まだ取りかかってもいないのですけど)。

自宅ではプログラムのプの字もやらなかった私ですが、iPhoneの魅力には抗えそうもありません。

う~ん、血が騒ぐゾ。



ところで、今発売中の「Mac Fan 12月号」で「非開発者のためiPhone SDK講座」の特集組んでます。

ちょっとでも興味のある方は、立ち読みされてはいかがでしょうか。もちろん「よっしゃ、いっちょやってやろう」と思われたなら、即買いですよ。




2008年10月26日日曜日

ポメラならぬ「携帯ワープロ」に一票をお願いします!

0710cb94.jpgCNET Japanブログにて「携帯ワープロが欲しい」という方の投票を受け付けております。


現在までの投票総数は、141票にまで達しました。[Good!]をクリックしてくださった皆様、ありがとうございました。

主旨にご賛同頂きましたなら、引き続き[Good!]による投票をお願いいたします。

また、せっかくのこの流れを止めてしまうのは惜しいので、ご自身のブログや掲示板等でご紹介頂けるとありがたいです。


ポメラは「メモ専用機」としては素晴らしい出来で、ことのほか物欲をそそられます。でも「物書き専用機」としてみると、力不足の感は否めません。それは、機能を「デジタルメモ」に特化しているからです。

(右上の写真は「ポメラ」)


ブログを始めて以来、文章を書くことに秘めやかな、それでいて抗えないほどの喜びを覚えました。この喜びをいつでもどこでも味わいたいというのが、私が「携帯ワープロ」が欲しい一番の理由です。


ノートPCを持ち歩いている方やスマートフォンやケータイで文章を打つことに抵抗の無い方には、必要ないかもしれません。でも、文庫本ほどのサイズで、軽くて、しかもキーボードはノートPCなみ、起動後即入力可というスペックの「携帯ワープロ」があったらなら、どうでしょう?


電子辞書を搭載した「携帯ワープロ」こそ、今多くの方に求められているものではないでしょうか。もちろん、開発するからには、それこそライターや記者、作家の方まで満足できるようなクオリティを求めてほしいのです。


投票=購入しなければならないというわけではありませんので(笑)、少しでも「いいな」と感じたら、ぜひ一票をお願いします。製品の幅が広がることによってモバイル環境がもっと充実したものとなるよう、願ってやみません。



主旨の確認、及び、投票は下記サイトへ。

インターネットの潮流が、モバイル界の流れを変えることを夢見て……。


霧笛望のはぐはぐ電脳小物


ポメラもいいけど、電子辞書付の「携帯ワープロ」に一票!


注意

ページを完全に読み込み終わってから[Good!]をクリックしないと、Good数が加算されません。ご注意ください。



2008年10月18日土曜日

こんなドライバーには免許を与えるな


今日、うちのダンナの見舞いに行ってきました。

ま、それはいつものこととして、その帰りにトンデモナイ車に出会いました。

国道24号線、追い抜き禁止の片側1車線(=2車線)のごく狭い道路です。


私が赤信号のため交差点の先頭で停車していると、1台の車が右側にスルスルと滑り込んできました。てっきり右折するのかと思ったのですがそうではなく、そのまま交差点の中央辺りまで進みます。交差する車線上には右からの直進車はおらず、左から来る右折車だけだったのでそこまで出て行けたのですね。ちょうどそこで青信号に変わったので、問題なくその車は直進しました。


まあ、それだけならうっかりしたのかとも思えますが、その後です。確信犯的な行動を目撃したのは。


次の交差点は、再び赤信号でした。

私の前でいったん停車したその車は、なんと、対向車線にはみ出してダンプカーを含む3台の車を一気に追い抜き、信号を完全に無視して突っ切って行ってしまいました。


さすがに「唖然」としました。

そこまで露骨に信号無視した車なんて、生まれて初めて見ましたから(フライングくらいは、たまにいますけど)。きっと、他の車の方々も驚いているか、腹が立っているかのどちらかでしょう。


あまりにも強引だったので、ナンバーまでハッキリ覚えています。しかも、かなり目立つナンバーだったんですよね。

これって警察に届けるべきなのかどうか…。現行犯ではないので意味ないか…。


どんな急ぎの用事があったのか、たとえ家族が危篤だとしても、自分はともかく他人まで巻き込みかねない危険な運転はすべきではないでしょう。万が一接触でもしたら、かえって遅れてしまうことは必至ですし。

まあ、そんな深刻な理由があったとも思えませんが。



ところで、先日、やはり病院からの帰り道、正真正銘の「痛車」を見かけました。すれ違っただけなのでキャラクターの名前までは分かりませんでしたが、かわいい萌え系の女の子が描かれていました。


(私)「今の、痛車だ!」
(娘)「ほんとだっ。こんなところ走ってるって、スゴくね」
(息子)「ええっ、レースじゃないのに」


こういうサプライズなら、楽しいですよね。

2008年10月11日土曜日

「酢卵」に挑戦!-(実験編)

ebc92d9c.jpg「酢卵」ってご存じですか?


生卵を酢に漬けたものが「酢卵」です。

卵を酢で煮た料理も「酢卵」と呼んだりします。


前後編に分けて、それら「酢卵」を紹介します。

前編は「科学実験編」です。

簡単にできる実験ですので、どうぞご家庭で試してみてください。


実験方法



生卵を酢に丸一日漬けるだけ。

酢に漬けたまま冷蔵庫で3~5日間放置すると、さらに完璧です。

ガラスのコップに入れると中の様子が見えていいかも。酢のニオイがきついので、ラップも忘れずに。


1日経った状態。生卵と比べると、若干膨らんでます。
Su_tamago1



酢から取り出したら水洗いして、残った殻をていねいに取り除きます。
Su_tamago3



実験結果



薄皮1枚で、ぶにぶに、ムニムニになります。

この感触がたまらん~。

3日以上漬けると、太陽光が透けるくらい半透明になるそうです(そこまで我慢できんかった)。
Su_tamago2



このブログでも紹介しましたが、「ゼブラ ニューモティ」とか「グラスプジェル」とか、ぷにぷに系大好きなんですよん。


さらに完成度を高めようと、息子が水をためた桶で洗っていたら、とうとう破裂してしまいました。残念~!

薄皮はかなり丈夫です。黄身もぶにょぶにょになってました。

(よく見ると、手がふやけてる~)。
Su_tamago5Su_tamago4



実は、古くなった卵をもったいないんで実験に使ったのでした。古い卵だと薄皮の弾力性が弱いため、できれば新鮮な地卵をオススメします。

今度こそ、うまくやるぞぉ!


酢卵健康法



膜を取り除いて白身と黄身を混ぜたものを少量ずつ摂取すると、体にも良いそうです。

効能は、疲労回復、肩こり、腰痛、動脈硬化の予防、美肌、美髪といいことだらけ。

でも、酢のニオイがかなりきついですよん。



次回は、無理せずおいしく簡単に、卵と酢を食することができる料理をご紹介します。

娘の大好物ですので、お楽しみに~。

2008年10月4日土曜日

『墓場鬼太郎』にハマる

15d87b8f.jpg墓場鬼太郎』すんごく壺にハマったので、2巻目もレンタルしてきました。


何たって、正義漢ぶらない鬼太郎がいい。

現在テレビシリーズで放映されている『ゲゲゲの鬼太郎』はやたら話がでかくなり、全国の妖怪が結集して「悪」と戦うみたいな展開になってます。

もはや鬼太郎なのか『セーラームーン』なのか、分かりません。

(ま、それはそれで面白いんですけど)。


しかも、墓場鬼太郎は弱いし、頭悪いし、俗物だし…。

近所の婆さん連中にさえボコボコにされる。
ねずみ男を見るたびに言うのは「ぼくの金は?」

もう、見てて情けなくってきます~。

猫娘(寝子)が美少女で、イメージが全然違う。心やさしいし。

ところが、鼠を見ると豹変!
ねずみ男の臭いをかいだだけで表情ががらっと変わり(「クサッ!」じゃなくて)、襲いかかる猫娘。
ねずみ男が命からがら川へ逃げ込むと、さも悔しげにこうつぶやく。

「いつか、きっと食べてやるんだから!!」

こえ~~。

鬼太郎と猫娘



ちなみに、猫娘の声はしょこたんです。エンディング『snow tears』を歌っているのももちろん、しょこたん

怪奇絵に定評のあるしょこたんですからね(って、そこ関係ねーよ!)。


中川翔子さんからのメッセージを読みたい方は「プレセペ」へ。

猫娘



ところで、『墓場鬼太郎』には「水木」という男が出てきます。
水木しげる先生の若かりし頃なのでしょうか。

娘曰く、「水木って、ちょっとカッコイイし好きなんだけどー」。

ただし、行動はそれほどカッコイイものではありません、念のため。


貸本時代に描かれた作品をもとに製作されたとのことですが、2巻目まできちんとストーリーがつながっていました。

でも、この先、全く展開が読めません。

そういうところも魅力の一つかも。

鬼太郎



これぞホラー漫画の原点。「大人グリコ」ならぬ「大人(向けの)鬼太郎」です。

原作を踏襲した怪奇漫画風の絵柄だけでも一見の価値有り。「芸術」というべきレベルに達しています。

イチオシです。

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墓場鬼太郎