2005年9月1日木曜日
気を吐け!日本製アニメが世界を席巻する日
米国でさらに人気を集める日本製アニメ(hotwired.goo.ne.jp)
米国に限らず、日本製アニメは世界の至る所で人気がある。『ドラえもん』しかり、『クレヨンしんちゃん』しかり、おタクでなくとも、ごく普通の家庭のテレビで日本のアニメを観ることができる時代になってきた。面白いものは面白い、イイものはイイ。日本の誇るべき文化が花咲くときがやってきた。
ところがである、アニメのDVDリリースの際に、日本の製作者が要求するライセンス料はかなりのものらしい。それはそうだろう。国内でさえ、アニメDVDはかなり値が張る。アニメDVDになかなか手が出せないのは、高価格という垣根があるからなのだ(『ヒカルの碁 飛翔篇』は持っているが)。
まあ、日本製のDVDはどれだって高いよ、という声もあるだろう。だが、邦画とアニメは根本的に異なる。なんたって市場規模が違うじゃあないか。かたや国内、かたや全世界、である。
日本のアニメ業界はまたとないチャンスを逃がしてしまうかもしれない。日本製アニメがブランドであるのは、今だけかもしれないのだ。どんな文化だって、流行れば吸収され、さらに発展していくものだ。
アニメDVDやマンガを世界の土俵に乗せ、広く流通させることこそ、今真っ先にやるべきことである。そのためには、ライセンス料を国際基準まで引き下げるべきだろう。海賊版を撲滅し、一般家庭で気軽に楽しめるDVD(『ハリー・ポッター』みたいな)を目指し、ぜひ、業界人たちよ、立ち上がってほしい。
気を吐け!!
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