2005年11月3日木曜日

立ち読み、大歓迎!


Amazonで始まった『なか見!検索』

試しに使ってみたが、なかなか良い。

「なか見!検索」は、検索欄から今まで通りに検索するだけ。結果画面では、通常の[検索結果]と[なか見!検索 結果]の2つのタブが表示され、切り替えられるようになっている。全文検索なので、登録されたタイトルやキーワード以外でも、何か調べたい事柄や知りたい内容を、本文から抜き出してくれる。

また、検索ではなく、書籍のページ内にある「この本のサンプルページを閲覧する」(例:「プログラマの数学」)のリンクから、サンプルページへ飛ぺる。まず、表紙イメージが表示され、[次のページ]リンクや[三角ボタン]で、「目次」や冒頭の数ページと「索引」を見ることが可能だ。本屋でパラパラ見をするのと似ている。さすがに好きなページを見ることはできないが、ネット書店としては、画期的なシステムだろう。何かテーマに沿った調べものをしたい人、近くに大きな書店がない方にとっては、実に魅力的なサービスだ。

ただし、この「なか見!検索」に対応しているのは、許諾を得た出版社だけであるとのこと。先に「Search Inside!」を導入したアメリカでは、対応した書籍が売り上げを伸ばしているという。ケチケチせずにさっさと承諾しろと言いたい。


しかし、それでも、私はリアル本屋が好きだ。もし、便利なネット書店の影響で、リアル本屋が潰れてしまったとしたら悲しすぎる。平積みされた新刊本をダラダラと眺めるのが、楽しくてたまらない。そっと手に取り、重さや質感を肌で感じ、ページをめくって中身を読み、本全体から訴えかけてくる「魂」を受けとめる。そんな、書店でのひと時を、大切にしたい。

最近、近くの本屋では、ところどころに椅子を置くようになった。立ち読み(座り読み?)歓迎ということらしい。リアル本屋よ、がんぱれ!

Amazon.co.jp
「なか見!検索」

livedoor コンピュータ
「Amazon、本の中身を全文検索&サンプルも見られる「なか見!検索」を日本でも開始」

CNET Japan
「アマゾンで書籍購入前に“立ち読み”可能--日本5周年で設備、機能を拡充」

BlogRanking03

4 件のコメント:

  1. リアル本屋が無くなったら困るっす。

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  2. 都市部では、小さな本屋は、だんだん淘汰されるんでしょうね。
    その店の雰囲気ってもんがあるのに、残念です。

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  3. リアル本屋が潰れました。
    家の近所のリアル本屋が一軒潰れました。
    普通、一駅に線路またいで一軒ずつ位本屋さんてありましたよね。
    今じゃ、隣の駅まで行ってます。不便です。
    本の種類も大幅カット、予約しないとほとんどありません。
    ちなみに、「パーフェクト・キル」1週間待ちました。
    私の場合、約1時間かけて大阪まで行かないと本は見つけれません。
    本屋さんも大変ですね。
    リンクありがとうございます。私も張らせて頂きます。

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  4. Todokichiさん、それは不便ですね。
    私は近くの本屋といっても、車でないと行く気になれない距離
    なのですが、ちょっと離れて3軒ほどあるので、欲しい本は
    だいたい手に入ります。そのうちの1軒は、オタクっぽい本屋
    で、漫画とコンピュータ関連の書籍の品揃えがすごいです。
    これは「つくば」という比較的新しく造られた街だからこそ、
    でしょうね(コンピュータオタクとか多そうだし)。
    リアル本屋、大好きです。何とか生き残ってほしいものです。
    リンク、ありがとうございました。

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