つまり、SUNワークステーションのSolaris(Unixシステム)の管理者を目指す人のための、ベンダー主催の認定試験である。この認定を取得するためには、2つの試験に合格しなければならない。試験番号310-014、310-015である。1試験の料金が、定価¥25,200-(税込)もするので、1つとして落とすわけにはいかない(自腹だし)。
試験概要
Sun認定Solarisシステム管理者 試験概要
レポート
試験は、パソコンを使って行われる。
モニタと向かい合い、ひたすら頭をひねり、そして、これだっとばかり、クリック。
コマンド名やファイル名を入力する問題も少しはあるが、大部分は選択式。
分からない問題や自信の無い解答には、マークをつけることができる。一通り終了した後で、問題番号一覧がマーク付きで表示される。ここから自由に問題を選び、何度でも解答をやり直せるというわけだ。
私は、あやふやな問題、というか、全く見たことも聞いたこともない問題がたくさんあって、マークの数は半数に及んだ(汗)。
でも、ここで諦めるわけにはいかない。
知識を搾り出し、感を研ぎ澄まして、問題を見直す。幸い、時間には余裕があるので、何がベストの解なのかをじっくり検討することができた。
結果
合格点には64%必要で、私の得点は71%だった。
やった! 合格だ!
いや、まだまだ..これで、やっと一つのハードルを超えたばかりだ。
次は、310-015試験合格が目標だ。
セクション別の採点結果
75% ファイルシステムの管理
55% ソフトウェアのインストール
66% システムブートプロセス
72% ユーザとセキュリティの管理
90% ネットワークプリンタとシステムプロセスの管理
66% システムのバックアップと復元
インストールは未経験のせいもあり、得点が低い。他は、まあまあといったところ。
勉強方法
写真にある「SUN教科書 Solaris 9」1冊を徹底的に勉強した。
しかし、実際にSunシステムに触ったことがないなら、これだけで合格するのは難しいと思う。やはり、経験にまさるものは無いからだ。また、この本に載っていない事項からの出題も多かった。
ただし、経験があるからと過信するのもNG。一つの事柄について、様々な方法や細かいオプション等まで聞いてくる。ざっと一通りでも学習し、実際に問題を解いてみることは必須である。iStudyというWindows用の学習ソフトもいいようだ。
もし、お金に余裕があるなら(会社の負担とか)、Sunのトレーニングコースを受講するのが最良の学習方法である。試験概要ページから申し込みができる。
参考書/学習ソフト
SUN教科書 Solaris 9
SUNテキスト Sun Certified System Administrator for Solaris9
iStudy for Solaris SCSA Solaris 9 310-014、310-015
受験申し込み手順
- 受験チケットを購入する
- 試験を予約する
2つの試験を受けるので、2枚必要となる。有効期限があるので、注意すること。
どこで購入しても同じなので、個人負担なら安い方がお得。送料は、それぞれ異なるので確認してほしい。IT試験ドットコム楽天支店では、430円の簡易書留で送付してくれるので、私はここで2枚購入した。
IT試験ドットコム楽天支店 1枚 ¥24,003-(税込)
IT試験ドットコム本店 1枚 ¥23,079-(税込)
公式サイト 1枚 ¥25,200-(税込)
チケット番号が必要となるので、受験チケットを手元に用意しておく。
下記のサイトで、会場の空きを調べ、試験の日時を予約する。会場は、日本各地にある。
IT系資格試験情報/資格試験情報R-PROMETRIC
合格おめでとう。
返信削除次の試験もがんばってください。
なにごともチャレンジですな。
ありがとうございます。
返信削除資格取るの、趣味(?!)なんですよね。
もちろん、自分のためにもなるので、実益も兼ねています。
(会社からちょこっとお祝い金も出ますし..)
他の資格の話も、ぼちぼちアップしたいと思っています。
興味のない方には退屈な話なんで、サラッと読み飛ばしてください。
遅くなりました。
返信削除おめでとうございます。一昔、Solaris8をintelx86に入れて触って喜んでました。
勉強しようと思ったのですがメゲテシマイマシタ
・・・根性なしと呼ばないでください。
話は変わりますが「マイアヒ」は、avixから販売されていますが、「もすかう」は
二番煎じみたいです。今一でした。(私的)
Todokichiさん、ありがとうございます。
返信削除「根性なし」なんて、そんな..
私はインストールからしたことはないんで、
実はよく分かってなかったりします。
「もすかう」二番煎じですか。
ぜひ一度、聞いてみたいですね。